Lufthansa Airport Express が、1991年から高速新線経由で運行するのにあたって登場したE103.1の塗色変更機です。最高速度が160km/hから200km/hにレベルアップするのにともない、E111からE103にバトンタッチしています。もしE120が順調に運用されていれば、E103の代わりにこの塗色変更機が登場していたのかもしれません。

模型の世界では人気が高いのか、メルクリン、フライシュマン、リマ、ロコ、ピコと欧州系の主なHOメーカーの製品が全てそろっています。メルクリンは機関車+客車のセット販売のみですが、26.4cm客車と28.2cm客車の製品が、それぞれ発売されています。私もいずれは、メルクリンの製品を入手したいと思っています。

この模型はメルクリンの旧製品と同様に、黄色から下の部分がダイキャスト、上のボディーは樹脂で、片側の台車にモーターを搭載&駆動しています。写真でも途中に部品の分割ラインが見えます。実は入手して初めて、ボディーの裾がダークブラウンの塗色であることを知りました。実車の写真ではジャーマングレー(ダークグレー)の雰囲気があったので、思い込みって怖いもんだなあと思った次第です。

現在持っている機関車はMärklin/TRIXの製品が一番多いので、機関車のカプラーは全てMärklinのクローズカプラーで統一しています。この機関車もカプラーを交換してあります。