新年を迎えてブログをスタートすることになりました。その初投稿になります。おそらく気まぐれの更新になると思いますが、ご覧頂けると幸いです。今後ともよろしくお願い致します。




このE103は、私が初めて手にしたメルクリン(PRIMEX)の機関車です。

メルクリンは昔から興味があって「いつかは。。」という思いもあったのですが、30年ほど前までは輸入鉄道模型の中では高価な部類にあったことと、他社の模型(DC2線式)とは扱いも異なったので、なかなか手が出せずじまいでした。

ところが、ふと立ち寄ったリサイクルショップのショーケースに、ミニカーなどと並んで展示されていたのが、このE103です。PRIMEXというブランドが何かも知らないまま、10,000円くらいだった値札に引かれて衝動買いというのが入手のストーリーです。

ただしこの当時、まだメルクリンの線路も何も持っていない状況で、家に帰って箱から機関車を取り出した瞬間、台車の集電シューを見て愕然としました「メルクリンやん!」。メルクリンには非常に失礼ですが、この時ばかりはガッカリしたのを覚えています。しばらくは、押入れの在庫として眠りにつくことになりました。その後、本格的にメルクリンを始めることになって最初に走らせたのは、当然ですがこの機関車です。

40年近く前の商品になるのでフック型のカプラーがご愛嬌ですが、現行製品のE103.1と比べても遜色のない出来は、さすがメルクリンという雰囲気です。写真左側の運転席ドアの下に、当時の機関車の担当メーカーだった、ヘンシェル(車体)とBBC(電装品)のロゴが、見てとれます。

機関車名は、正しくはBR103と記した方がいいのかもしれませんが、私のブログでは日本国内で見聞きすることの多いE103として記しております。